ピロリ菌に感染

ピロリ菌に感染してたので除菌しました!

ピロリ菌感染
全くの想定外でしたが、ピロリ菌に感染していました。ピロリ菌についてほとんど知識はなかったのですが、色々と調べてみました。ちなみに、時々【ペロリ菌】と言ってしまうこともあり、まわりから笑いを誘うこともあります。

 健康診断の結果は?

健康診断を受けたら血小板が異常に少ない ので病院で精密検査を受けるよう紹介状を渡されました。それでもすぐには行けかず、5か月を過ぎてやっと再検査に行ってきました。

血液検査の結果は、血小板数が基準値では、12.0万/μL~40.0万/μLに対し最初の検査では「3.0万/μL 」、再検査時には若干上がったものの「5.5万/μL」と依然低い数値でした。さらに、ピロリ菌の陽性反応が出ましたよと・・・。

血液検査

この血小板が低くなる原因として、「突発性血小板減少性紫斑病」の疑いがあるとのこと。

この病気は、血小板の減少が他の明らかな病気がないのにもかかわらず、血小板が少なくなり、出血しやすくなるということです。血小板に対する自己抗体が発生して、これによって血小板が少なくなると考えられているようですが、なぜに自己抗体ができるかはわかっていないそうです。

さらに詳しく調べるために、「骨髄穿刺」という検査を受け、骨盤の骨に針を突き刺し吸引するのですが、麻酔を打ったとはいえ、激痛に襲われました。ハンパなく痛いです・・・

これで血液の病気が正確にわかるそうです。ピロリ菌が陽性である場合、除菌を行うと血小板数が増加する人が多いというので「骨髄穿刺」の検査結果が出るまでの間に、除菌を勧められました。

まあ、断る理由もないので「やります!」と言わざるを得ませんでした。

 特発性血小板減少性紫斑病とは?

特発性血小板減少性紫斑病」は、血小板が減少する他の明らかな病気や薬剤の服薬がなく血小板数が減少し、出血しやすくなる病気で、6ヶ月以上血小板減少が持続する「慢性型」は成人に多い傾向にあるようです。

  1. 急性型:推定発病又は診断から6カ月以内に治癒した場合
  2. 慢性型:推定発病又は診断から経過が6カ月以上遷延する場合

この病気の患者は全国で約2万人で、新たに毎年約3000人がこの病気にかかるといわれています。また、血小板数が10万/μL未満に減少 した場合、この病気が疑われます。

私は、最初の検査では、血小板数が3万/μLでした。再検査では、5万/μLとわずかに増えましたが、それでも基準値の半分以下 でした。それで、この病気の疑いもあるということで検査を受けることになったのです。

この病気の原因は、血小板に対する「自己抗体」ができ、この自己抗体により脾臓で血小板が破壊されるために、血小板の数が減少してしまうとされています。

なぜ「自己抗体」ができるのか?

現在、はっきりとしたことは分かっていないようです。どのような症状がおきるかというと、血小板は、出血を止めるために重要な細胞なので、この数が減ると出血し易くなり、出血が止まりにくくなり様々な出血症状がみられます。

  • 点状や斑状の皮膚にみられる出血 ← そういえば、私は、この症状がありましたね。

    特発性血小板減少性紫斑病

  • 歯ぐきからの出血、口腔粘膜出血
  • 鼻血
  • 便に血が混じったり、黒い便が出る
  • 尿に血が混じって、紅茶のような色になる
  • 月経過多、生理が止まりにくい
  • 重い場合は、脳出血

血小板数が3万/μL以上を維持できれば、致命的な出血をして死亡することはほとんどないようです。

 血小板減少をきたす他の疾患

薬剤又は放射線障害,再生不良性貧血,骨髄異形成症候群,発作性夜間血色素尿症,全身性エリテマトーデス,白血病,悪性リンパ腫,骨髄癌転移,播種性血管内凝固症候群,血栓性血小板減少性紫斑病,脾機能亢進症,巨赤芽球性貧血,敗血症,結核症,サルコイドーシス,血管腫等があります。

 死ぬほど痛かった骨髄穿刺

骨髄穿刺

血小板が少ない原因を調べるために、骨髄穿刺(こつずいせんし)を受けることになりました。

骨髄は中央にある胸骨または骨盤の骨(腸骨)の中心部にあり、赤血球や白血球、血小板などの血液成分が造られるところです。専用の針を骨髄に刺して、骨髄液を注射器で吸引して検査をします。

貧血や白血球・血小板の減少があるとき、血液中に異常な細胞が認められた時に骨髄で血液が正常に造られているか、血液の病気がないかを診断するために行うのです。

血液の病気は血液検査だけでは診断できませんが、骨髄穿刺で正確にわかるということです。

胸骨穿刺の場合は仰向けで、腸骨穿刺の場合はうつぶせで行います。

今回、私は後者の方法でやりました。針を刺すところには局所麻酔をしますが、針が刺さるとき強い圧迫感があり、骨髄液を吸引するときには、強く引っ張られる不快感があります。

麻酔を打たれているにも関わらず激痛が走りました。検査にかかる時間は約15分くらいですが、止血のために30分かかります。私の場合は、止血が不十分だったのでさらに15分かかりました。

全体で約1時間ほどで終わりました。止血は、仰向けになって自分の体重で圧迫止血を行います。検査当日は、もちろん入浴はできません。その後、1週間くらい穿刺した場所に痛みが残りました。

 ピロリ菌って何者?

ピロリ菌
ピロリ菌の正式な呼び名は、「ヘリコバクター・ピロリ」で、ヘリコプターの「ヘリコ」と同じ意味です。*ヘリコイド 【helicoid】

螺旋(らせん)体胃潰瘍や胃がんの原因にもなるというピロリ菌は、胃の粘膜に棲みついているらせん形の細菌で大きさは、幅が約0.50μm、長さが約3~5μmです。といっても、そのサイズが想像できません・・・。

一方の端に鞭毛(べんもう)と呼ばれる毛が4~8本生えていてこれによってアクティブに運動することができます。

なぜ胃の中で生息できるのか?

胃の内部は、胃液に含まれる強い酸(胃液)があるために、通常は細菌が生息できないといわれてきてましたが、ヘリコバクター・ピロリはウレアーゼと呼ばれる酵素をもっていて、この酵素でピロリ菌の周りをアルカリ性物質(アンモニア)で胃酸を中和することによって菌自身の身を守っています。

 ピロリ菌が引き起こす病気とは?

ピロリ菌に感染すると胃に炎症を起こすことがありますが、炎症が長く続けば、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎になり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、そして胃がんに発展するリスクが伴います。
ピロリ菌

  1. ヘリコバクター・ピロリ菌感染胃炎
    ピロリ菌が胃の粘膜に感染すると炎症が起こります。感染が長く続くと胃の粘膜の感染部位が広がっていき、最終的には胃の粘膜全体に広がり慢性胃炎になります。ピロリ感染胃炎が胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎を引き起こし、その一部は胃がんに進展することもあります。
  2. 萎縮性胃炎
    長い期間炎症が続いて、胃の粘膜の胃酸などを分泌する組織が消失した状態。
  3. 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
    胃や十二指腸の粘膜の壁が傷ついて掘られた状態。胃潰瘍・十二指腸潰瘍の患者のピロリ菌感染率胃潰瘍・十二指腸潰瘍の患者は、ピロリ菌に感染していることが多く、潰瘍の発症や再発に関係していることが分かっています。

 ピロリ菌検査にはどんな方法がある?

ピロリ菌を検査するには、・内視鏡を使う ・内視鏡を使わない、この二つの方法があります。

 内視鏡を使う方法(内視鏡により採取した胃の組織を用いる)

骨髄穿刺

  1. 迅速ウレアーゼ試験・ピロリ菌の持つ酵素の働きで作り出されるアンモニアを調べて、ピロリ菌がいるかどうかを調べる。
  2. 鏡検法・採取した組織を染色して顕微鏡で観察することで、ピロリ菌がいるかどうかを調べる。
  3. 採取した組織を用いて培養し、ピロリ菌が増えるかどうか調べる。

 内視鏡を使わない方法

  1. 抗体測定・血液や尿を採取してピロリ菌に対する抗体の有無を調べて、ピロリ菌に感染しているかどうかを調べる。
  2. 尿素呼気試験・検査用の薬を飲み、一定時間経過した後に吐き出された息(呼気)を調べて、ピロリ菌に感染しているかどうかを調べる。
  3. 便中抗原測定・便を採取してピロリ菌抗原があるかどうかを調べる。

ピロリ菌の検査は、上記のいずれかで行いますが、一つだけでなく複数の検査を行えばより精度の高い判定ができます。

 ピロリ菌を除菌する

胃潰瘍や十二指腸潰瘍が再発する原因の一つに、ヘリコバクター・ピロリという胃の中に存在する細菌が関係することが明らかになっています。

2種類の抗生物質と胃酸の分泌を抑える薬を服用することにより、この細菌を取り除く治療を【ヘリコバクター・ピロリ除菌療法】といいます。
除菌
血液検査によってピロリ菌が陽性と判明したので薬による除菌をすることになりました。
この薬は、2種類の抗生物質と胃酸の分泌を抑える薬の3剤を1日2回(朝・夕)、7日間続けて服用します。

もちろんこの期間は禁酒です!

自分の判断で勝手に服用を中止すると、除菌に失敗して耐性(薬に対して細菌が抵抗性を示すようになり、薬が効きにくくなる)をもったピロリ菌が現れることがります。

この薬の服用によって軟便、下痢などの消化器症状や味覚異常などといった副作用が現れることがあります。

*軟便、軽い下痢または味覚異常の場合~
自分の判断で飲む量や回数を減らしたりせずに、残りの薬を最後まで(7日間)飲み続けます。ただし、飲み続けているうちに下痢、味覚異常がひどくなった場合、医師や薬剤師に相談します。

*発熱、腹痛を伴う下痢、または下痢に粘液や血液が混ざっている場合~
このような場合は、直ちに薬を飲むことを中止し、医師や薬剤師に相談します。全ての治療が終了した後、4週間以上経過してから行うピロリ菌の検査(除菌できたかどうか)は必ず受けます。

1回目の除菌療法で成功率は70~80%、2回目の除菌では80~90%といわれ、トータルで90%以上が2回目までには除菌に成功しているといわれています。
除菌率
それでも除菌治療を受けた人の2~3%は2回続けて除菌に失敗しているそうです。その場合、さらに抗菌薬変更して3回目の除菌治療を行うことになりますが、3回目からの除菌からは保険が適用されなく、一般の病院などでは対応できませんので自費診療に対応する施設に限定されます。

治療費は、施設によって違いますが約2万~3万円程度といわれています。

除菌に成功すると、胃の粘膜の炎症状態がきわめてはっきりと改善し、胃・十二指腸潰瘍や胃がんの発症を予防できるといわれています。しかし、長期間の炎症で萎縮した胃の粘膜の改善には時間も長くかかり困難を極めます。

ピロリ菌は一度除菌が出来ると、大人は98%再感染しないといわれています。しっかりと除菌することが大切です。

また、除菌できたからといって胃がんが100%予防できるわけではないので、定期的に内視鏡検査などを受診することが大切です。

 検査結果は?

7日間に及ぶ除菌のため大好きなお酒を断ち、薬の服用を終えて、4日後、前回受けた骨髄穿刺の結果も聞くために病院へ行きました。

診察前に採血をし、いよいよどんな結果が出るのか、ハラハラしながら聞きました。

まずは、骨髄穿刺の結果ですが、全くの異常なし!

続いて血液検査の結果は?というと、なんと血小板の数値が基準値よりまだ低いのですが、再検査時の倍に増えていました。*血小板数 前回 5.0 今回 10.9

検査結果

お医者さんが言うには、

ドクター

お医者さん

除菌してまだ数日しか経っていないので何とも言えないが、除菌の効果で血小板が増えた可能性があります。突発性血小板減少性紫斑病は、このピロリ菌が原因なのか、血小板に対する自己抗体が発生して血小板が減少したのかは、病理検査をしてみないとわからないので3週間後にもう一度、来てください

とのことです。まあ、いずれにしても血小板が増えたということで、一安心です。

その後の病理検査では、突発性血小板減少性紫斑病はピロリ菌が原因だという結果でした。

 なぜ、ピロリ菌に感染したのだろうか?

古井戸
今回、たまたま血小板減少の精密検査からピロリ菌感染が分かったわけですが、では、いつ、どこで、どうやって感染したのか?

気になるところですが、調べてみると、感染経路はまだはっきりとわかっていない。ただ、口からの感染(経口感染)が大部分だと考えられているようです。

例えば、口から口へと感染するケース。保菌している親との離乳食の口移しなどや、衛生環境の悪い状態の中での水・食品を介した感染があります。また、飼いネコやハエによる媒介感染あるようです。

感染を予防できるのでしょうか?

残念ながらピロリ菌の感染の予防法は、ないようですね。ピロリ菌は、日本をはじめ、韓国、中国など東アジアで多く蔓延しています。これは、居住環境や生まれ育った時の衛生環境と大きく関係しているようです。

また、アメリカでは社会的地位や収入・教育水準が高い人に胃炎は少なく、逆に低いほど胃炎を持っていることが分かっています。

日本では、一昔、上下水道が整備されていない時代に生まれ育った世代では、感染率は約80%位と非常に高かったのですが、衛生環境が整った現在では、若年層での感染率は年々低くなってきており、欧米の水準と変わりなくなってきたようです。

予防法がないのなら、一度ピロリ菌検査を行ってみて下さい。

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