ロブ・ブラントは、アメリカのプロボクサー。村田諒太からWBA世界ミドル級王者を奪取し、現WBA世界ミドル級王者。
ロブ・ブラントは、アマチュアでは102勝22敗の戦績を残し、2010年にはゴールデン・グローブスのライトヘビー級で優勝した。
2012年にプロデビューし、WBC米ミドル級王座、WBA北米ミドル級王座を獲得するなどキャリアを重ねた選手で、プロでの戦績は23勝16KO 1敗。
唯一の敗北は昨年10月、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のS・ミドル級準々決勝で元ライトヘビー級王者のユルゲン・ブレーマーの左構えの元王者のスキルと強打による大差の12回判定負け。これが唯一の敗戦である。
2018年10月にアメリカ・ラスベガス・パークシアターで行われたプロボクシング:WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦。
WBA世界ミドル級王者村田諒太が同級3位ロブ・ブラントに0-3の判定(110―118、109―119、109―119)で敗れ、2度目の防衛はならなかった。
序盤からブラントの強打に苦戦を強いられ、村田は顔を赤く腫らせながらも粘り強く戦い抜いたが、決定打が出ず大差の判定負けとなった。
西岡利晃、亀田和毅に続き3人目のボクシングの聖地ラスベガスでの日本人王者防衛はならなかった。
この試合に勝っていれば元統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキンとのビッグマッチもありましたが、思わぬ敗戦で遠のいてしまいました。
ボクシングの階級
階級名 | 体重(kg) | 体重(ポンド) |
---|---|---|
ミニマム級 | 47.627kg以下 | 105ポンド以下 |
ライトフライ級 | 47.627~48.988kg | 105~108ポンド |
フライ級 | 48.988~50.802kg | 108~112ポンド |
スーパーフライ級 | 50.802~52.163kg | 112~115ポンド |
バンタム級 | 52.163~53.524kg | 115~118ポンド |
スーパーバンタム級 | 53.524~55.338kg | 118~122ポンド |
フェザー級 | 55.338~57.153kg | 122~126ポンド |
スーパーフェザー級 | 57.153~58.967kg | 126~130ポンド |
ライト級 | 58.967~61.235kg | 130~135ポンド |
スーパーライト級 | 61.235~63.503kg | 135~140ポンド |
ウェルター級 | 63.503~66.678kg | 140~147ポンド |
スーパーウェルター級 | 66.678~69.853kg | 147~154ポンド |
ミドル級 | 69.853~72.575kg | 154~160ポンド |
スーパーミドル級 | 72.575~76.204kg | 160~168ポンド |
ライトヘビー級 | 76.204~79.379kg | 168~175ポンド |
クルーザー級 | 79.379~90.719kg | 175~200ポンド |
ヘビー級 | 90.719kg~ | 200ポンド以上~ |
*1ポンド=約0.454kg=約0.4536kg(日本換算) |