田舎寿司は、高知県の山間部に伝わる立派な郷土料理です。
海の魚がなかなか手に入らない高知の山間部で、身近にある旬の食材を使って「お寿司はご馳走!」を生み出したというのが発祥といわれています。
画像引用:(公財)高知県観光コンベンション協会
津野町葉山の主婦たちが1986年「全国ふるさとおにぎり百選」に応募、入選したことをきっかけに、都市部の人たちにも広く脚光を浴びるようになったということです。
ふるさとおにぎり百選とは、農林水産業と食に関する国民の理解向上と農林水産物の消費拡大を目的に開催している「農林水産祭」の第25回記念事業の一環として、特別展示「ふるさとおにぎりまつり」を実施するため、1986年(昭和61年)、当時の食糧庁と、「ふるさとおにぎり百選審査委員会」が共同で、全国から応募のあったおにぎり・おむすび・まぜごはんを選考し百選として発表したものである。百選とはいいながら、132点選定されている。
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
特徴は、高知といえばカツオが有名なのですが、魚を使わず寿司飯にユズ酢を効かせ、タケノコ、ミョウガ、コンニャク、シイタケなどをネタに使った、山里の旬をふんだんに使ったヘルシーな山菜寿司なのです。
また、ピンクやグリーン、イエローなど、魚とはまた違った彩りも楽しむ事が出来ます。
高知県民にとっては身近な故郷の味が、最近「カラフルでヘルシー」ということで注目され始めました。
高知県独自の文化のひとつが、この田舎寿司の世界。巻き寿司から姿寿司、握り、押し寿司まで 海・山・川の幸を使った、ものすごい数の寿司が存在する。 その基本ともいうべき田舎寿司をご覧ください。
田舎寿司体験
元気なおばちゃん達といっしょに地元の食材を使った郷土料理づくりを廃校施設を改装した宿泊施設で体験します。
黒潮町の海がほど近い山里・蜷川地区でとれたシイタケ・タケコノ・ミョウガ・コンニャク等の山の恵みをふんだんに使って地元の元気いっぱいのおばちゃん達といっしょに田舎寿司を作ります。
米酢に季節のみかん酢(仏手柑・柚子…)を加えて作る酢飯は 何ともいい風味がします。 山の恵みをふんだんに使った田舎寿司づくり体験です。
田舎寿司のレシピです
高知の山の幸カラフルに!柚酢の効いた酢飯に土佐の山の幸をねたに使った「田舎寿司」是非、作ってみて下さい!