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高橋義男さんのプロフィール
高橋義男さんは、【漫画:義男の空】のモデルになった、北海道のとまこまい脳神経外科の副院長です。
高橋義男さんは、重傷な水頭症や脳腫瘍、頭蓋骨外傷の子ども達を長年に渡って治療してきました。全国から、わらをもつかむ思いの子どもと家族から手術を依頼され、その期待に応え続けています。
名前 | 高橋義男(たかはし・よしお) |
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生年月日 | 1949年2月17日札幌市生まれ |
出身校 | 札幌南高から札幌医大 |
職歴 | 札幌医大卒業後、中村記念病院に勤務。 北海道立小児総合保健センター勤務等を経て、20005年にとまこまい脳神経外科の 小児脳神経外科部長に就任。 2012年に副院長 |
家族 | 妻と2男1女 |
医師になったきっかけ
医師になるきっかけは、高橋義男さんのお姉さんから「医者になったら食っていけるよ」の一言だったそうです。しかし、札幌南高時代は勉強は二の次でラグビーに熱中し「スタンドオフで花形だったんだ」といいますが、担任からは輪を乱すからと「クラスのがん」とまで言われたそうです。そして1浪して札幌医科大学に入学しました。
高橋義男さんの信条
「不可能を可能にする。ナポレオンの言葉を借りれば不可能という文字はない 」
医師になってからの3年目、28歳の若さで室蘭の大川原脳神経外科病院副院長になりました。
高橋義男さんの転機
今から数十年ほど前に、地方から来た重症感染症の子を持つ家族のひと言が転機になったといいます。それは、「どうしてほしいの?」と尋ねたら、涙を流し「助けてください!」と。当たり前の返事にそんな質問をした自分に腹が立ったといいます。
これを機に、その「思いに応えよう」と考え、そして、子どもの可能性を信じたのです。
高橋義男さんの現在
高橋義男さんは、全国でも数少ない小児専門の脳神経外科医 です。子供たちがそれぞれの人生を力強く生き抜けるような治療をモットーとし、精力的に活動されています。
障害のある人も無い人も一緒になって楽しむ、1泊2日のキャンプ「アドベンチャースクール」や絵画制作など子供たちには退院後も様々な活動機会を設けて、社会の中で能動的に生きる大切さを伝えています。
とまこまい脳神経外科
代表者 | 院長 大宮 信 |
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所在地 | 北海道苫小牧市光洋町1丁目12-20 |
TEL | 0144-75-5111 |
診療科目 | 脳神経外科、神経内科、リハビリテーション科 |
病床数 | 19床 |
ドキュメンタリー漫画【義男の空】
【義男の空】とは、5,000件以上の子供の脳手術をしたとまこまい脳神経外科副院長の高橋義男さんをモデル に脳疾患と戦う子供と家族の話を描いた作品で全12巻です。
漫画出版のきっかけ
札幌のデザイン出版会社エアーダイブ代表の田中宏明さんは、今から約十数年前に、出生間もない次男が「水頭症」という脳の病気と診断され、失意のどん底に陥ったとき、出会ったのが高橋義男医師という、全国に30名ほどしかいない小児専門の脳神経外科医でした。
高橋義男さんのお陰で、田中さんのお子さんの命は救われました。高橋義男さん医師としての技術はもちろんですが、「子どもの可能性を信じ、家族によりそい、最後まで諦めない姿勢」に大きな感銘を受け、ぜひ本という形に残し、広めて行きたいと思い、エアーアイブという出版社を立ち上げたそうです。
小児専門の脳神経外科医は、全国に僅か30人ほどしかいない高橋義男さんの元には、全国各地から患児が救いを求めやってくるとのことです。その患児の家族から「子どもの魔術師」と呼ばれるほど、腕利きの医師で、現在も苫小牧の病院で活躍しています。
会社概要
会社名 | 有限会社 エアーダイブ |
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代表者 | 田中 宏明 |
設立年月日 | 平成18年3月28日 |
所在地 | 札幌市中央区南8条西4丁目422番地5 グランドパークビル3F |
TEL | 011-533-3216 |
事業内容 | クリエイティブ事業、出版事業、ライツ事業 |
所属団体 | 北海道マンガ研究会 理事 公益社団法人 日本漫画家協会 |