てこね寿司は、伊勢志摩の漁師の間で広まった料理です。船の上で、食事をする間もないほど忙しい漁師が、その場で釣り上げたかつおを醤油に漬け、かつおとご飯を手でこねるように混ぜ合わせてできたのが「てこね寿司」と呼ばれています。
「てこね寿司」は、伊勢志摩名物「伊勢うどん」とも並ぶ、伊勢志摩を代表する郷土料理のひとつです。
ウマい!てこね寿司が食べられる有名店
伊勢女衆の味 すし久(伊勢市)
天保元年(1831年)料理旅館として創業し、お伊勢参りの人々に愛され続ける赤福本店すぐそばにある「すし久」。
戦後お店を閉めましたが、平成元年に料理屋として営業を再開。常に多くの人でにぎわっています。そんな「すし久」で営業再開当初から愛され続けているメニューが『てこね寿し(写真は梅1,280円)』
少しでも味が違うと「板前さん変わった?」「今日はいつもと違ったね」と常連様からお言葉をいただくこともあるため、その日のカツオの状態を見て最高の仕上がりになるよう緊張しながら仕込みをしてます、と女将さん。丁寧に仕込みをされ、オリジナルの漬けダレに漬け込まれた厚めに切ったカツオは全く臭みがなく、地元三重県産の御絲米を使ったてこね寿し用の柔らかい酢飯、ほのかに香る生姜の香りと一緒に口の中に幸せを運んできます。
約150年前に神宮の古材を下賜され建てられた唯一の民間の建物で、旅籠の風情を残した純和風のただずまいの中、春には桜・秋には紅葉・そして四季折々の清流五十鈴川の景色と伊勢志摩の田舎料理を楽しめるお店です。
毎月1日(1月を除く)は早朝より朔日粥も楽しめます。
引用元:観光三重公式HP
かつおのてこね寿司のレシピ
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