東京大田区蒲田にミシュランガイド東京で11年連続二つ星を獲得している鮨の名店は【初音鮨】。
一年以上先まで予約が取れない超人気店です。

【初音鮨】は、1893年創業の明治から続く老舗ですが、実は以前は閑古鳥が鳴く借金まみれの利益の出ない赤字店だったのです。

2009年に『ミシュランガイド東京』の二つ星で掲載され続けますが、ほとんど利益が出ない状態が続いていたようです。

人気に火がついたのは、おなじみの「食べログ」を通じて口コミ広がり、インターネットを通じて評判が評判を呼び、さらにSNSを通じて一気に爆発的に知名度が上がり、予約が取れない超人気店になったのです。

しかし、その裏で、4代目・中治勝さんと妻のみえ子さんは夫婦二人三脚で店の再建に挑んだが、2005年にみえ子さんに乳ガンがみつかり、さらに2018年3月にがんの転移が見つかり癌治療のために営業中止に追い込まれてしまいました。

そして、つらい放射線治療を乗り越え、その年の11月に【初音鮨】を再オープン。これからは回転鮨チェーンから高級すし店まで、さまざまな職人を招いてノウハウ、レシピを教えていきたいと話しています。

【初音鮨】は、どんなお店？

【初音鮨】の公式HPを見てみますと、店主の想いは、「最高の鮨を提供するため」とあります。

具体的には、コメの炊き上がりに合わせて、17時スタート、20時スタートの二部制をとっています。これは、炊き上がってすぐのごはんをシャリにして握るためだそうです。さらに、冷めるにつれシャリの味わいが変化することを考慮し、ネタの順序も吟味しているそうです。

気になるメニューとお値段は？

メニュー（お品書き）は、「握りおまかせコース」の一本のみです。
料金は、４５，０００円～（税抜き）

予約は、完全予約制です。【初音鮨】で予約できる席は、年間で3,000席で、一組最大3名までとなっています。

しかし、今年の初旬にHPの予約フォームにて予約を受け付けた際には、
約1週間ほどで1000組（3000名）に達したので、その時点で予約を締め切ったそうです。

現在、HP上の予約フォームは、使えない状態です。
ちなみに、次回の新規の予約受付は、2020年初旬の予定だそうです。

「食べログ」での口コミを見てみました。
直近の口コミをタイトルだけ一部ご紹介します。

店舗概要